カザフ中銀、ソラナで自国通貨連動ステーブルコイン発行
ソラナスーパーチームは24日、カザフスタン国立銀行がソラナ( SOL )ブロックチェーン上で同国初のテンゲ(法定通貨:KZT)連動ステーブルコインKZTEの発行を開始したと発表した。同事業は規制サンドボックス内でのパイロットプロジェクトとして実施される。
発行者はアスタナ国際金融センター認可のデジタル資産取引所インテビックスが担当し、マスターカード、ユーラシアン銀行と連携している。ユーザーは仮想通貨とKZTEの間でシームレスな交換が可能となり、仮想通貨カードを通じた決済も実現する。
同事業により、テンゲがデジタル形式の実資産としてブロックチェーン上に登場することになる。カザフスタンのデジタル資産エコシステム拡大を目指す中央銀行戦略の新たなステップとされている。
カザフスタンのカスムジョマルト・トカエフ大統領は9月上旬の演説で仮想通貨準備金創設の必要性を主張した。6月には中央銀行のティムール・スレイメノフ総裁が国営銀行関連機関を通じた国家仮想通貨準備金創設を発表している。
カザフスタンは世界的なステーブルコイン競争に参入し、高速かつエネルギー効率の高いソラナブロックチェーンを選択した。同国のアラタウ市では仮想通貨が支払い手段として広く使用される可能性も示されている。
関連: 「仮想通貨準備金の創設が必要」カザフスタンの大統領が演説で表明

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