ソルメイト、443億円調達でソラナ特化企業に転換 Arkなどが出資
米ナスダック上場のブレラホールディングス(Brera Holdings)が18日、ソルメイト(Solmate)に社名変更しソラナ特化のデジタル資産トレジャリー企業に転換すると発表した。発表を受けてブレラの株価は3.25倍暴騰し、前日比225.49%の上昇率を記録。
UAE系アドバイザリー企業パルサーグループ(Pulsar Group)がスポンサーとなり、米ヘッジファンド大手アーク・インベストやロッカウェイXなどから予定を上回る3億ドル(443億円)の私募増資を完了した。
元クラーケンの最高法務責任者マルコ・サントリ氏はソルメイトCEOに就任し、経済学者アーサー・ラファー博士とロッカウェイXのビクター・フィッシャーCEOは取締役に就任。ソラナ財団も2席の取締役指名権を持ち、同財団との合意により通常より安価なSOL取得が可能となる。
ソルメイトはUAEをソラナ( SOL )エコシステムの拠点として位置付け、アブダビでの高性能サーバー設置やステーキング事業を計画している。中東地域で初のソラナバリデーター運営により、地域投資家にSOLネイティブイールド機会を提供する方針だ。
サントリCEOは「ソルメイトは単なるトレジャリーではなく、UAEで実際の仮想通貨インフラを構築することで差別化を図る」とコメントした。パルサーグループのアリヤジ・アル・カッタルCEOは「ソラナをUAEのデジタル変革の中核に据える」と述べた。
同社は既存のスポーツクラブ運営事業を継続しながら、ナスダックとUAE取引所での重複上場も検討している。デジタル資産トレジャリー企業の人気は続いており、最近ではソラナやドージコインのトレジャリー企業が増えている。
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