米商品先物取引委員会(CFTC)のマイケル・セリグ委員長は2日、元連邦検事のデビッド・ミラー氏を次期執行部門ディレクターに任命したと発表した。
ミラー氏はニューヨーク南区連邦検察局(SDNY)の証券・商品詐欺タスクフォースなどで10年近い経験を積み、複雑な金融法務の最前線で実績を上げてきた人物だ。
今回の人事についてセリグ氏は、執行部門が独自の政策設定を行うことから脱却し、詐欺や市場操作の監視という本来の役割に専念させる体制への刷新を目的としていると声明で話した。
背景には規制近代化の「フューチャープルーフ」計画があり、最小有効量の規制を適用することで、米国の金融近代化と仮想通貨産業の成長を同時に後押しする狙いがある。
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議会で議論が続く市場構造法案の成立を見据え、新執行体制が公正な市場競争を維持しつつ、どの程度イノベーションを加速させられるかが今後の大きな焦点となる。
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