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ビットワイズのXRP ETFが米国で上場へ カナリーに次ぐ2つ目の現物型商品

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Bitwise(ビットワイズ)が手がける現物型XRP ETF(ティッカー:XRP)が、11月20日にニューヨーク証券取引所(NYSE)へ上場する。本ETFは現物XRPを直接保有する。信託報酬は0.34%で、初月は先着5億ドルまで無料。Bitwiseは運用資産150億ドル超を抱える米大手暗号資産(仮想通貨)運用企業で、今回のXRP現物ETFは同社にとって米国で初めてのXRP商品となる。

Bitwiseによれば、XRPは時価総額1200億ドル超・13年の稼働実績を持つ世界3位の暗号資産。基盤となるXRPレジャーはこれまで40億件以上のトランザクションを処理し、平均決済時間は3〜5秒と速い。特に250兆ドル規模とされる国際送金(クロスボーダー決済)市場の効率化を目指す点を特徴としている。

同社CIOのマット・ホーガン氏は「XRPは長期間にわたり低コストで安定運用され、取引量も大きく、強力なコミュニティを持つ極めて魅力的な資産だ」と述べ、規制環境の整備により他の主要資産と“同じ土俵に立った”ことが追い風になるとの見解を示した。

13日に先行上場したCanary CapitalのXRPCは、初日取引高5,800万ドル(約90億円)を記録。今年ローンチされた約900本のETFで最高の初日出来高となり、BitwiseのソラナETF「BSOL」(5,700万ドル)が僅差で続いた。

ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は「XRPCとBSOLは初日から突出しており、米投資家のアルトETF需要の強さを示している」と分析している。

今回のETF上場ラッシュの背景には、政府閉鎖解除後にSECが示した“遅延修正なし”でS-1を効力発生できるガイダンスがある。これにより、ソラナ(SOL)、ライトコイン(LTC)、ヘデラ(HBAR)など複数の現物ETFが短期間で取引開始に至り、米国では「アルトETFラッシュ」が加速している。

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