CMEグループ、SOLおよびXRP先物オプションの取引開始を発表 機関投資家向けヘッジ手段が拡大
米国最大のデリバティブ取引所を運営するCMEグループは14日、ソラナ(SOL)とエックスアールピー(XRP)の先物オプションの取引開始を発表した。
XRP先物オプションの初取引は10月12日にWintermuteとSuperstateの間で、ソラナ先物オプションの初取引は13日にCumberland DRWとGalaxyの間で執行された。
発表によると、これらの取引はすべてブロックトレード方式で行われた。ブロックトレードとは、大口注文を取引所の通常の注文板を経由せずに相対で執行する取引方式で、市場への影響を抑えることができる。
CMEグループの暗号資産プロダクト部門グローバル責任者、ジョバンニ・ビシオーソ氏(Giovanni Vicioso)は「暗号資産市場の成熟に伴い、市場参加者はより多様な商品でのリスク管理と新たな機会を求めている。ソラナとXRP先物市場で構築した豊富な流動性を活かし、これらの新オプションはトレーダーに投資・ヘッジ戦略を強化する追加ツールを提供する」と述べた。
9月17日、CMEはソラナとXRP先物オプションの取引を近日開始すると発表していた。現在顧客はSOL、マイクロSOL、XRP、マイクロXRP先物のオプションについて、日次、月次、四半期の満期から選択して取引できる。
関連: 米CME、仮想通貨先物とオプションの24時間取引を2026年初頭に開始
関連: 米CME、ソラナとXRPの先物オプション取引を10月に提供予定
ビットコイン市場はリセット局面 市場回復の鍵は?=Glassnode週間レポート
Glassnodeが仮想通貨ビットコイン市場の最新レポートを発表。米国の関税懸念で190億ドル規模のレバレッジ解消後、ETFや先物など市場動向と今後を分析している。...
様子見基調のビットコイン、市場は緊迫化する米中貿易摩擦の行方を注視
ビットコインは111,500ドルで推移。トランプ関税ショックで100億ドル超のレバレッジが解消され、デリバティブ市場がリセット。重要な価格レンジ内で市場の方向性が注目される局面に。米中貿易摩擦の行方が...
ソニー銀行、米国で国家銀行免許を申請 米ドルステーブルコイン発行などを計画=報道
ソニー銀行は、米国で国家銀行免許を取得するために申請書を提出。子会社が仮想通貨を含む事業を計画しており、米ドルステーブルコインの発行、カストディサービス、デジタル資産運用サービスなどを行うという。...