グレースケール、アバランチ現物ETF申請 ナスダック上場目指す
米グレースケール・インベストメンツが8月22日、米証券取引委員会(SEC)にアバランチ現物ETF設立申請を提出した。同社は既存のAVAXトラスト(投資信託)をナスダック上場の公開取引ETFに転換し、AVAXトークンへの規制された投資機会を一般向けに提供する計画。
アバランチは高速決済に特化したプルーフ・オブ・ステーク方式のレイヤー1ブロックチェーンで、「サブネット」アーキテクチャで知られる。ETFの設定・償還は認定参加者を通じて現金で実行され、コインベースが現物AVAX取引と保管サービスを提供。金融大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロンが管理・名義書換代理人を担当する。
新ETFは既存トラスト同様、現物AVAX価格に連動するパッシブ運用となる。条件を満たした場合はステーキング報酬も反映される設計で、レバレッジやデリバティブは使用しない。
また、ステーキング実施時は信託資産の最大85%を常時ステーキング状態に維持予定。ステーキング期間中、プロバイダーはステーキングされていないAVAXや報酬を他のアバランチ・アドレスに移転できない制限が設けられるという。
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