米暗号資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)のCEO、ハンター・ホーズリー氏は8日、自身のXアカウントに投稿し、暗号資産市場への長期投資家に対して「週次のヘッドラインや月単位の価格に意識を奪われる必要はない」と呼びかけた。
同氏は投資家とトレーダーを明確に区別したうえで、長期投資家が注視すべき要素として、オンチェーン技術の成熟度、プロダクトマーケットフィットを確立したプロジェクト、大企業・機関投資家の参入・構築・ローンチの動向、チームの質と実行力の4点を挙げた。
こうした「本質」こそが長期的な価値の源泉であるとし、価格は直線的には動かないと釘を刺しつつも「本質は前進し続けている」と強調した。
ホーズリー氏はとくに2022年から2026年にかけての変化に言及し、「本質的な進化は疑いようがない形で加速している」と述べた。
2022年は大手取引所の経営破綻が相次いだ市場の底局面にあたるが、同氏はその時点から現在までの技術・事業・機関資金の流入という3軸での成熟を根拠として示した。
同氏は「長期戦であることを認識せよ。スコアは後からついてくる」と結んでおり、短期的な市況を過度に意識して投資判断を誤るリスクを警告した格好だ。
ビットワイズは米国で複数の仮想通貨ETFを運用しており、機関投資家向け商品の設計・販売を手がける大手の一角として、こうした発言は市場参加者に一定の影響力を持つとみられる。