グレースケールは5月28日、HYPE現物ETFに関するSEC申請を更新し、Hyper Holdings Global LPとの間でシード資金として約200万HYPEトークン(報道時約1.2億ドル相当)の出資交渉を進めていることを開示した。
今回の申請更新の主な目的は、ファンド名を「Grayscale HYPE ETF」から「Grayscale Hyperliquid Staking ETF」に変更することにある。ナスダック上場予定のティッカーシンボルはHYPGとなる。
ブルームバーグ・インテリジェンスのETF専門家、ジェームス・セイファートは5月28日にXへの投稿でシード資金の記述に言及し、「Hyper Holdings Global LPとは何者か、誰が知っているか」と問いかけた。Hyper Holdings Global LPは現時点では詳細が不明なエンティティだ。
グレースケールの動きに先行し、今月はビットワイズと21シェアーズがそれぞれHYPE現物ETFを上場させた。ビットワイズ・ハイパーリキッド現物ETF(BHYP)と21シェアーズ・ハイパーリキッド現物ETF(THYP)の2本だ。
SoSoValueのデータによると、2本のETFの合計純流入額は5月27日時点で9,876万ドルに達した。上場以来、流出を記録した日は1日もなく、純資産残高は約2週間で1億1,897万ドルまで拡大した。
グレースケールは5月27日付のリサーチレポートでハイパーリキッドについて、「現代のデジタル資産業界における傑出した成功事例であり、ブロックチェーン技術の可能性を示す分散型金融(DeFi)プラットフォームだ」と評価。HYPE現物ETFへの旺盛な資金流入を背景に、HYPEトークンは5月26日に過去最高値を更新し64.44ドルの値をつけた。