オンチェーン分析プラットフォームのクリプトクアント(CryptoQuant)は16日、ビットコイン( BTC )マイナーの保有残高に関する最新データを公開した。今サイクル(2024年の半減期以降)開始時点から現在にかけて、マイナー全体の保有量は約186万2,000BTCから約180万1,000BTCへと減少しており、ネットで約6万1,000BTCが売却されたことになる。
売却が確認された主要マイナーの内訳は、ライオットプラットフォームズ(Riot Platforms)が4,026BTC、マラソンデジタル(Marathon Digital)が13,210BTC、コアサイエンティフィック(Core Scientific)が1,992BTCとなっており、3社合計で約1万9,200BTCを市場に放出した計算となる。
一方、中国系大手マイニングプールのアントプール(AntPool)については、直近数日間でマイナー残高が増加傾向にあることが確認されており、全体的な売り圧力のなかで対照的な動きを見せている。
マイナーの売却行動は、BTCの市場価格に直接影響を及ぼす供給圧力の一因として市場参加者から注目される指標だ。特に上場マイニング企業は採掘コストの回収や財務戦略上の理由から一定のBTCを定期的に売却するケースが多く、その動向は機関投資家にとっても重要な参考データとなっている。
ビットコインは2024年の半減期以降、採掘報酬が半減したことでマイナーの収益環境は厳しさを増している。保有残高の長期的な減少トレンドは、こうしたコスト圧力を反映したものと見られる。
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