英米を拠点とする世界的な保険ブローカー大手のエーオンは9日(現地時間)、業界初となる仮想通貨ステーブルコインによる保険料決済を完了したと公式に発表した。
今回の決済は顧客企業であるコインベースやパクソスとの連携によるもので、イーサリアム上のUSDCやソラナネットワーク上のPYUSDといった米ドル連動型銘柄が利用されている。
同社は決済速度の向上や透明性の確保に加え、2025年に米国で可決されたステーブルコイン関連法案「ジーニアス法」による規制の明確化が実証実験の後押しになったと明かした。
直近保険業界を取り巻くトレンドとして、現在は米・イラン紛争の激化に伴い、中東の海上ロジスティクスを担うロンドン市場の船舶保険料が急激な高騰を見せている。
ホルムズ海峡を通過する商船の戦争リスクが高まり、記録的な保険料の値上がりがエネルギー供給やインフレに悪影響を及ぼすと懸念されている。


