米デリバティブ取引所大手のCMEグループは、提供中の仮想通貨先物プロダクトが占めるカバレッジが全仮想通貨時価総額の75%以上に達したと4日に発表した。
CMEの2025年における仮想通貨部門の実績は過去最高を更新し、1日平均取引高(ADV)は約120億ドルを記録した。未決済建玉(OI)の平均も当初予測を上回る250億ドルに迫り、機関投資家の強固な需要を反映している。
この支配的なカバレッジは、2026年2月9日に開始されたカルダノ(ADA)、チェーンリンク(LINK)、ステラ(XLM)の先物・マイクロ先物の導入によって実現された。既存のビットコインやイーサリアム先物、多様なアルトコインを統合した結果だ。
背景には、米国の規制緩和下でビットコイン以外の資産をポートフォリオに組み込みたいという、洗練された機関投資家のニーズがあるという。複数の資産クラスを単一の信頼できるインフラで運用できる環境が整ったことは、市場の成熟を象徴するものだ。
専門家は、CMEが市場の4分の3をカバーしたことで、特定のプロトコルに特化したリスクヘッジがより容易になると分析。ビットコインとの相関性が異なる資産への投資機会が提供されたことは、分散投資の観点から意義深い。
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