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ハイパーリキッド、HIP-3実装で永久先物市場の自由構築が可能に

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暗号資産(仮想通貨)ハイパーリキッドのチームは13日、永久先物市場のパーミッションレスな構築を可能にするアップグレードであるHIP-3(ハイパーリキッド改善提案3)を有効化する予定だ。

誰でも条件を満たせば独自のマージン、注文板、パラメータを備えた無期限スワップ契約をデプロイできるようになる。

ハイパーリキッドの管理者は、Discordチャンネルで次のように説明した。

ハイパーリキッドは以前の文書で、HIP-3がビルダーによる永久先物トークンの導入を可能にし、「永久先物(パーペチュアル)トークンの上場プロセスの完全分散化に向けた重要なマイルストーン」になると述べていた。

HIP-3が導入されれば、開発者は50万HYPEをステークすることで、ハイパーリキッドの取引基盤HyperCore上にパーミッションレスで永久先物トークンの分散型取引所(DEX)を立ち上げることができるようになる。

スマートコントラクトとガバナンスのためにHyperEVMと統合されたHIP-3には、バリデーター削減や建玉上限といった安全策が盛り込まれる予定だ。

HyperCoreは、ハイパーリキッドのレイヤー1ネットワークと取引エコシステムの基盤である。また、HyperEVMは開発者がHyperCoreのシステムをベースにしてEVM(イーサリアム仮想マシン)対応のdApps(分散型アプリ)を構築できるように設計された汎用EVM環境だ。

公式ドキュメントによると、開発者は、永久先物を完全にパーミッションレス(事前承認なし)で展開することができる。

同時に、永久先物の運営者はオラクルの定義とコントラクトの仕様を含む市場定義や、オラクル価格、レバレッジ制限の設定、市場運営などに責任を持つことが必要だ。

また、高品質な市場を確保し、ユーザーを保護するために、デプロイヤーは50万HYPEのステークを維持する必要がある。不正な市場運営が行われた場合、バリデーターはステーク加重投票を実施することでデプロイヤーのステークを削減する権限を持つ。

ブロックチェーン開発プラットフォームのChainsightは、HIP-3が取引所運営者のみが資産を上場できる現在のモデルを打破すると分析している。今回の動きにより、ハイパーリキッドは一つの取引所から、パーミションレスな金融インフラへと変化すると述べる格好だ。

また、たとえば企業のIPO前の評価額、株価指数など、あらゆるデータが取引可能な市場が創出されることで、分散型金融(DeFi)における新たな資産クラスの誕生につながることに期待を示した。

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