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PUMPトークン30%急騰、アークインベストが「新クリエーター経済」と評価

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米投資運用会社アークインベスト(Ark Invest)は9月30日付の週次ニュースレターで、ソラナ( SOL )系ミームコイン発行プラットフォームPump.fun(パンプファン)を取り上げ、9月に再導入されたストリーミング機能が「新たなクリエーター経済を構築する可能性がある」と高く評価した。これを受け、トークン価格は高騰し30%上昇した。

パンプファンは今年1月に初めてライブストリーミング機能を導入したが、自傷行為を含む危険なスタントや不適切なコンテンツによって悪評が広がり、サービスを一時停止した経緯がある。しかし9月に、モデレーションのポリシーを更新し、より厳格な審査基準を導入してストリーミング機能を再開した。

アークインベストは、今回のストリーミング機能の再導入により、パンプファンが「トークン即時発行機能に連動するソーシャル・ストリーミングレイヤーを備えた暗号資産(仮想通貨)版TikTokとなることを目指している」と指摘。パンプファンの新たなモデルが、広告やサブスクに依存しない「斬新な方法」でクリエーター収益を生み出していると述べた。

同プラットフォームでクリエーターがライブ配信を行うと、独自トークンが生成される。そして、そのトークンの取引量に応じて、クリエーターは発生する取引手数料の一部(0.05%~0.95%)を受け取ることが可能だ。一方、パンプファン側は、固定手数料0.05%をSOLトークンで受け取る。

トークンのライフサイクルは、配信時間の長さと一致するため、ライブ配信に注目が集まり、再生時間が伸びれば伸びるほど、クリエーターはより多くの報酬を手にすることになる。つまり、バイラル化(バズり)を狙った瞬間的な盛り上がりを生み出すように設計された仕組みとなっている。

アークインベストによると、これまで約0.09%のクリエーター(819のウォレット)しか1万ドル(147万円)以上を稼げていない一方で、トップクリエーターのウォレットには、2,222SOL(執筆時価格で7,300万円相当)が保有されているという。

関連: Pump.fun(パンプファン)とは?買い方・使い方・将来性を解説|ミームコイン発行市場

アークインベストは、既存のストリーミングサービスTwitchとパンプファンの収益の獲得方法の違いを指摘し、パンプファンにおける即時収益化の可能性を強調した。

例えば、Twitchの人気ストリーマーKai Cenat(登録者数72万7,000人)は、月間で360万ドル(5.3億円相当)の収益を上げている。

一方、パンプファンのストリーマーは、はるかに少ない視聴者数で、2日間で約8万3,000ドル(1,220万円)を稼いだという。この収益を1ヶ月に換算すると125万ドル(約1.8億円)になる。

パンプファンの共同創設者であるアロン・コーエン氏は、同プラットフォームのストリーミング機能が再開されると、平均ライブストリーミング数でRumbleを上回り、Twitchの市場シェアの約1%、Kickの市場シェアの10%を占めるようになったと説明。このプロジェクトがもはや、仮想通貨関連の視聴者層に限定されず、主流のコンテンツストリーミングへの足がかりを目指す段階に入っていると主張した。

また、同プラットフォームでクリエーターが得られる恩恵として、以下の点を挙げた。

パンプファンは、誰でも数分でミームコインを作成できる仕組みを提供するプラットフォームで、2024年のローンチ以来、ウォレットを接続するだけで独自トークンを発行できる手軽さから人気を集めている。同プラットフォーム上で発行されたミームコインは、今年8月時点で1,200万を突破した。

今年7月には、独自トークン「PUMP」を発行。トークンセールでは販売開始からわずか12分で完売し、5億ドル(約736億円)を調達した。

パンプファンはトークンのローンチ以降、プロダクト収益を利用したPUMPの買い戻しを継続しており、アークインベストによると、累計で約260億PUMP(執筆時時点で約262億円相当)を買い戻した。これは流通供給量の約7.3%に相当する。

今回、投資の指針として多くの投資家が注目するアークインベストが、パンプファンに対しポジティブな言及を行ったことを受けて、ネイティブトークンであるPUMPは、24時間で30%以上急騰した。

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