12年間休眠のビットコインウォレットが活動再開、65億円相当BTCを移動
12年間休眠していたビットコイン( BTC )クジラ(大口投資家)ウォレットが29日に400BTC(65億円相当)を移動したとオンチェーン分析企業アーカム・インテリジェンスが報告した。2013年11月にビットコインを受け取って以来初めての取引となる。
コインゲッコーによると、2013年当時のビットコイン価格は約720ドルだったが、現在は11万4000ドルを超えている。取得時から約160倍の上昇となり、ウォレット所有者の身元は特定されていない。また、このような大量のビットコインを保有する古いアドレスは初期にマイニングを行っていた個人や企業の可能性が高いと指摘されている。
今年の夏、ビットコインの過去最高値更新に際し、一部のクジラは活動を再開している。オンチェーン分析プロバイダーのルックオンチェーンは今月17日、11年以上休眠していた別のウォレットが1,000BTC(170億円相当)を移動したと報告した。このウォレットは2014年1月にビットコインが約847ドルで取引されていた時期に1,000BTCを受け取っていた。
先週も445BTCを保有するウォレットが約13年間の休眠から覚醒し、132BTCを新しいアドレスに移動したことが確認された。また8月20日から9月1日にかけて35,991BTCを売却し88,6371ETHを購入した大口投資家は先週末にハイパーリキッドに約1,176BTCを預け入れ再度イーサリアムを買い増ししたと観測された。
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