週刊仮想通貨|金持ち父さん著者のBTC・ETH保有やアーサーのBTC340万ドル到達試算に高い関心
この一週間(9/20〜9/26)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏のビットコイン( BTC )・イーサリアム( ETH )保有、著名仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏の市場展望、バイナンス共同創設者チャンポン・ジャオ(CZ)氏の対談に関する記事が最も関心を集めた。
キヨサキ氏は、18日に公開されたYouTube動画で、ビットコインを約60BTC保有していると明かした。また、貸借不動産から得た利益を使い、原油、ゴールド(金)、シルバー(銀)、ビットコインに加え、今はイーサリアムも購入しているとも話している。(記事は こちら )
ヘイズ氏は23日、米国の金融政策とビットコイン市場を展望する記事を発表。投資アドバイスではないとしつつ、米連邦準備制度理事会(FRB)が大規模な通貨発行を実施した場合の予想を展開している。(記事は こちら )
CZ氏は、 BNB Network Company(BNC)のデービッド・ナムダーCEOとの対談で、デジタル資産トレジャリー(DAT)企業が仮想通貨エコシステムにもたらす影響について語り、その仕組みを構築したストラテジー社のマイケル・セイラー会長の功績を讃えた。(記事は こちら )
この日の、ビットコインは前日比-0.63%の1BTC=114,600ドルに。個別銘柄では、Aster(ASTER)への関心が急速に高まった。(記事は こちら )
ビットコインは22日に急落。背景として、ストラテジー社の追加購入が限定的であったことから、主要トレジャリー企業の追加購入余力が減退しつつあるとの市場予想が広がったことが挙げられる。加えて、FRB高官から追加利下げに慎重な意見が相次ぎ、デリバティブ市場を中心に売りが加速した。(記事は こちら )
22日にはデリバティブ市場にて今年最大規模となる14.5億ドルのロングポジションがロスカット(強制清算)された。仮想通貨相場は急落したものの、ハイレバレッジポジションの一掃により需給整理が進んだ結果、チャート上で下髭を形成し、短期的な底打ちを示唆する動きを見せた。(記事は こちら )
米ニューヨーク証券取引所に上場する仮想通貨関連企業Bakkt Holdingsは22日、マイク・アルフレッド氏が同社の取締役会に加わることを発表。この人事によってコーポレート・ガバナンスを強化し、世界の金融インフラにおける世代的な変革を行うための体制を整えると説明した。(記事は こちら )
グローバルにビジネスを展開する暗号資産取引Gate.com(旧名称:Gate.io)。日本国内ユーザー向けサービスは、2024年7月22日に終了していたが、2024年12月に日本の暗号資産交換業者Coin Master株式会社を買収。商号を「Gate Japan株式会社」に変更し、改めて日本市場でのサービス開始に向けて準備している。(記事は こちら )
バイナンスは26日、新興資産向けのBinance Alphaにて、Hana Network(HANA)の取り扱い開始を発表。Binance Alphaで現物取引が開始されるほか、先物市場のBinance Futuresでは、最大50倍のレバレッジが適用されるHANA/USDTの無期限契約を開始する。(記事は こちら )
CoinPostの独自取材記事。決済や資産管理などを一元化する「スーパーアプリ」の実現も掲げるUPCX-Platforms社の最高マーケティング責任者(CMO)佐藤剛基氏に、テストネット公開から1年弱経った現状と今後の戦略について聞いた。(記事は こちら )
韓国のインターネット大手Naverが暗号資産取引所Upbitの買収を通じ、暗号資産と金融サービスの一体運営に乗り出そうとしている。報道を受けたNaver株は急伸、投資家は「フィンテックと暗号資産の融合」への期待を強めている。(記事は こちら )
堀田丸正は26日、取締役会において2025年11月11日に臨時株主総会を開催することを決定し、英文表記の新商号「Bitcoin Japan 株式会社(Bitcoin Japan Corporation)」への変更を発表。同社は、Bakkt Holdingsによる約30%の株式取得を背景に、ビットコイン・トレジャリー事業を新規事業として開始する見込みである。(記事は こちら )
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