サムザップ、15億円の自社株買いプログラム承認 ドージコイン3億円相当取得
米上場のサムザップメディアコーポレーション(Thumzup、以下サムザップ)は24日、2026年12月31日までの1,000万ドル(約15億円)の自社株買いプログラムを承認したと発表した。今月完了した100万ドル(約1.5億円)の自社株買いプログラムに加えて新たに実施する。初のドージコイン( DOGE )購入も完了したところだ。
サムザップのロバート・スティールCEOは、次のようにコメントした。
サムザップはソーシャルメディアマーケティング事業を展開する企業だ。ドナルド・トランプ大統領の長男であるドナルド・トランプ・ジュニア氏も、同社の大株主であり、8月時点で約35万株を保有している。
流動資産の最大90%をビットコイン(BTC)で保有可能とする戦略を採用しており、現在、19.106BTCに加えて、750万DOGE(ドージコイン)を保有しているところだ。
同社取締役会はビットコインとドージコインの他、ライトコイン(LTC)、ソラナ(SOL)、XRP、イーサリアム(ETH)などのアルトコインや、ステーブルコインUSDCなどへ投資を拡大することも承認している。
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サムザップは18日、公開市場でドージコイン750万DOGEを200万ドル(約3億円)相当で購入したと発表した。同日、米国初のドージコイン現物ETF(上場投資信託)「DOJE」が上場している。サムザップのスティールCEOは、次のように説明した。
サムザップは、ドージコインのマイニング企業ドージハッシュ・テクノロジーを買収する正式契約を締結したことも発表した。
ドージハッシュ・テクノロジーは2,500台のマイニングマシンを保有しており、年内にさらに1,000台のマシンを入荷する予定だ。この買収取引は株主の承認などを待っている状態である。
サムザップは、買収が完了した暁には、仮想通貨マイニングとトレジャリーにおける存在感を拡大できると述べた。
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