仮想通貨取引所Crypto.com、スポーツの予測市場を米企業Underdogとローンチへ
暗号資産(仮想通貨)取引所Crypto.comとスポーツゲーム企業Underdogは2日、スポーツの予測市場をローンチすると発表した。
Underdogのアプリ内からシームレスに試合の結果を予測できるサービスを米国のスポーツファンに提供すると説明。アメフトのNFLやカレッジフットボール、プロバスケットボールのNBA、プロ野球のMLBなどの試合に賭けることができるようにするとした。
Underdogは2020年創設の米企業。スポーツをより楽しめるようにするというシンプルな目的で創設された。
今回のサービスは、米商品先物取引委員会(CFTC)の規制下にある「Crypto.com | Derivatives North America(CDNA)」とUnderdogが協業することで実現。米国のスポーツファンが規制に準拠した安全な予測市場を利用できるようにすると述べている。
また、予測契約における価格はリアルタイムで更新され、ユーザーは試合についてコメントすることもできると説明した。
UnderdogのJeremy Levine CEOは発表で以下のようにコメントしている。
また、Crypto.comでマネージングディレクターなどを務めるTravis McGhee氏のコメントは以下の通り。
なお、McGhee氏のコメントにある「初めて」という表現は詳しく説明されていないが、発表のタイトルから「メジャーなスポーツゲーミング運用企業のアプリが予測市場を提供するのが初めて」という意味であるとみられる。他にも、例えば予測市場Polymarket(ポリマーケット)では、すでにスポーツに関する賭けが行われている。
スポーツを含めた予測市場は仮想通貨・ブロックチェーン領域で盛り上がりを見せており、例えば先月にはロビンフッドが、米国のプロと大学のアメフトの試合結果に賭けることができる予測市場をローンチすることを発表した。
関連: ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ

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