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Gemini、XRPクレカ発行でアプリ順位急上昇 コインベースを追い抜く

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米大手暗号資産(仮想通貨)取引所Geminiは25日、米リップル社と提携し、 XRP 版クレジットカードのローンチを発表した。この発表後、Geminiは米国AppStoreランキングの金融アプリカテゴリーで11位に浮上し、米最大の取引所コインベース(執筆時現在24位)や投資プラットフォームのロビンフッド(執筆時現在21位)を上回った。(appfiguresデータ)

1日あたりの仮想通貨取引高で比較すると、コインベース(約35億ドル=5,162億円)はGemini(約2.2億ドル=325億円)の16倍の規模で、AppStoreランキングの結果は、GeminiのXRP版クレジットカードへの強い関心の高まりを反映していると言える。(CoinMarketCapデータ)

GeminiのXRP版マスターカードは、年会費無料、仮想通貨報酬の受け取り手数料無料、海外取引手数料無料で、XRPでのキャッシュバック報酬を獲得できる設計となっている。

また、特定の加盟店での購入に対しては、最大10%のキャッシュバックも提供される。なお、キャッシュバック報酬は、XRPに限らずビットコインやイーサリアムをはじめ、Geminiで利用可能な50種類以上の仮想通貨で受け取ることができる。

さらに新規会員は、最初の90日間に3,000ドル以上を利用した場合、200ドルの仮想通貨ボーナスを受け取ることができる。

Geminiは、特にXRPに注力する理由について、XRPが同社のクレジットカードの中で最も有利な報酬オプションだったと説明している。

XRPでの報酬受け取りを選択し、2025年7月27日時点でXRP報酬を1年以上保有していたユーザーのリターンは453%に達したという実績が紹介された。

Geminiの共同創設者兼CEOのタイラー・ウィンクルボス氏は次のように述べた。

Geminiは5月に、リップル社が発行する米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」を上場させた。時価総額6億8,000万ドルのRLUSDは現在、米国のユーザー向けに、Geminiの全現物取引ペアのオプションの基軸通貨として利用可能となっている。

リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、Geminiでは日常の買い物を通して、XRPやRLUSDを獲得する機会が得られると指摘。「これは、人々により早くお金を移動する方法を提供し、誰にとっても仮想通貨をシンプルで親しみやすいものにする一歩だ」と述べた。

Geminiは8月15日、ナスダック・グローバル・セレクト・マーケットに新規株式公開(IPO)を正式に申請した。ティッカーは「GEMI」で、コインベースやBullishに続き、米国で上場する3番目の取引所となることを目指している。

米国証券取引委員会(SEC)に提出されたIPO申請書で最も注目すべき内容の一つが、リップル社との資金調達契約だ。Geminiは「Rippleクレジット契約」に基づき、大規模な信用枠にアクセスできるようになる。初期融資枠は7,500万ドルだが、借入額がこの金額を超えた場合、Geminiはリップル社の承認を得てステーブルコインRLUSDで融資を受けることが可能になる。

従来型の米ドルの信用枠とステーブルコインRLUSDを連携させることで、リップル社とGeminiは、ウォール街の資金調達と分散型金融(DeFi)の流動性の橋渡しを行う役割を果たしている。また、金融インフラとしてのステーブルコインの役割拡大を示す象徴的な事例となっている。

GeminiのIPOは、ゴールドマン・サックス、シティグループ、モルガン・スタンレー、カンター・フィッツジェラルドが主導している。

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