Upexi、2億ドル調達でソラナ保有量を165万SOLに拡大予定
ナスダック上場のeコマース企業ウペクシ(Upexi)が7月11日、2億ドルの私募資金調達を発表した。調達はビッグブレイン・ホールディングスが主導し、ロック済みと現物のSOLによる転換社債形式で実施された。同社のSOL保有量は現在の73万6,000 SOLから約165万枚に拡大する予定だ。
資金調達は2つの手法で構成されている。5,000万ドルは株式募集による純収益、1億5,000万ドルは転換社債の売却で調達する。両募集とも来週中に完了予定で、「純収益はSOLの追加購入に使用される」と同社は発表した。
1億5,000万ドルの転換社債は購入者が提供するロック済み現物SOLで担保される仕組みだ。社債募集完了後、これらのSOLはウペクシのソラナ資産として計上される。同社は4月にソラナ中心のデジタル資産戦略を発表し、初回購入資金として1億ドルを調達していた。4月29日の初回購入では約4385万SOLを取得し、その後複数回の追加購入で現在の保有量まで拡大した。
ウペクシ株価は最初の急騰後に大幅下落している。グーグルファイナンスによると、最高値15.51ドルを記録後、直近1カ月で約58%下落した。それでも同社は積極的なSOL蓄積戦略を継続しており、今回の大型調達により企業のソラナ保有量では上位にランクインする見込みだ。
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