トランプ家支援のAmerican Bitcoin、35億円相当のビットコイン購入
トランプ米大統領の息子であるエリック・トランプ氏とドナルド・トランプ・ジュニア氏が支援するビットコイン( BTC )マイニング企業「American Bitcoin」が、5月31日時点で215 BTC(約35億円相当)を購入していたことが、6日に提出されたSEC書類で明らかになった。同社はマイケル・セイラー氏の戦略に倣ったビットコイン財務戦略を発表後、初となる大規模購入を実施した。
American Bitcoinはナスダック上場のマイニング企業Hut 8とトランプ家主導のAmerican Data Centersの合弁会社として3月31日に設立された。Hut 8が80%、American Data Centersが20%の株式を保有する構造で、今年後半にGryphon Digital Miningとのスペック(SPAC)合併を通じてナスダック市場に上場予定だ。
同社は提出書類で「市場価格以下でビットコインを生産する効率的な運営」を最優先事項とし、継続的なビットコイン財務購入と「エコシステム・リーダーシップ」の取り組みを資金調達する3つの運営レイヤーを明示した。エリック・トランプ氏が最高戦略責任者(CSO)、マット・プルサク氏がCEOに就任している。
同社の設立はトランプ家の仮想通貨セクター事業拡大とHut 8の事業再構築の両面から注目を集めている。長期的にはエネルギー・データセンターインフラ企業とビットコインマイニング企業の「二つの姉妹上場企業」として垂直統合企業を形成する計画を掲げており、上場前の民間投資受け入れも検討中だという。
関連: トランプ家支援のビットコインマイニング企業American Bitcoin、二社統合モデルでIPO計画
関連: 9ヶ月で約1400億円の収益、トランプ大統領仮想通貨事業で純資産56億ドルに=フォーブス報道
今週の主要仮想通貨材料まとめ、米SEC委員長のDeFi支持発言でETH上昇やXRPL採用事例増加など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。...
ビットコイン中東リスクで調整、FOMC通過後の買い戻し予想|bitbankアナリスト寄稿
bitbank長谷川アナリストによる仮想通貨ビットコイン(BTC)週次分析。中東情勢緊迫化で1600万円から1490万円に下落するも、過去の地政学リスク時と同様に一時的調整と分析。FOMC通過とトラン...
週刊仮想通貨ニュース|アーサー・ヘイズのビットコイン急騰分析や神谷議員の仮想通貨政策提案に高い関心
今週は、参政党の神谷代表による仮想通貨政策提案、米コネチカット州による反戦略的ビットコイン準備金法可決、アーサー・ヘイズ氏によるビットコイン急騰分析に関するニュースが最も関心を集めた。...