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ビットコイン急落で短期トレーダー苦戦、長期保有者は保有量拡大=アナリスト

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Cryptoquant登録アナリストAmr Taha氏が5月26日、ビットコイン( BTC )が先週心理的節目の11万1000ドルを下回った際に発生した大規模ロング清算(ロスカット)について分析を発表した。価格急落により短期間で1億8,500万ドル(265億円)相当のロングポジションが強制清算された。

Amr Taha氏によると、最初の清算は11万900ドル付近で発生し、9,700万ドル超のロングポジションが一掃された。続いて10万9,000ドル割れにより第2波の清算が起こり、数時間で8,800万ドル相当が追加清算された。

価格は11万1,000ドルから10万9,000ドル未満まで約1.8%急落し、過度なレバレッジを使った投資家のマージンコールが連鎖的に発生した。短期間での急激な下落が清算カスケードを引き起こす形となった。先週日曜日、ビットコインは10万7,000ドルまで反落したが、月曜日に反発し一時的に11万ドル台を取り戻した。

一方で、長期保有者(LTH)は全く異なる行動を示し、STH(短期保有者)/LTH(長期保有者)の純ポジション実現時価総額チャートによると、LTH実現時価総額が280億ドル(4兆円)を突破した。この水準は4月以来の高水準で、長期投資家による積極的な買い増しを示している。(実現時価総額の増加は、より多くのコインが高値で移動し取得コストが高まり、より強固な保有者の手に渡っている可能性を示唆。)

過度なレバレッジを使った短期トレーダーが市場から退場する中、長期保有者は強制売りの機会を利用してビットコイン保有量を増やしている。

なお、26日時点のデータでは、一部の新規クジラ(大口投資家)がビットコインの反発を受けて利益確定を進めていることも確認されている。

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