バイナンス、3種類の現物取引ペアを停止へ 5月23日実施
暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(グローバル版)は21日、取引ペアの定期的なレビューの結果、新たに3種類の現物取引ペアを取扱い中止にすると発表した。バイナンスでは、市場の流動性や取引量など複数の要因を定期的に評価し、質の高い取引環境を維持する目的で特定のペアを廃止する場合がある。
2025年5月23日午前3時(UTC、日本時間同日正午頃)以降、以下のペアでの売買が停止となる予定だ。
今回の発表はあくまで特定の現物取引ペアを対象とした取扱い中止であり、該当トークンそのもののバイナンス上場廃止を意味するものではない。ユーザーは引き続き、これらの通貨の別の取引ペアを通じて売買を行うことができる。
関連: 仮想通貨取引所ランキング|プロ厳選の実績と評判で徹底比較
バイナンスの上場廃止ガイドラインによると、定期的に上場(リスト)された現物およびデリバティブ(マージントレード)の通貨ペアの評価を見直し、流動性が著しく低下している場合などにおいて、必要に応じて顧客の利益を保護するため上場廃止を決定する場合がある。
バイナンスは、上場トークンのプロジェクトチームと定期的に連絡を取り、ロードマップやチームの最新の開発状況、ハッキングなどのインシデント時の対応能力やセキュリティ対策を把握するよう努めている。
関連: 仮想通貨を種類別に解説|アルトコイン、ミームコインまでわかりやすく
GMOコイン、ネムやモナコインなど6種類の仮想通貨を取扱廃止へ
GMOコインが6種類の暗号資産(仮想通貨)の取扱い廃止を発表。対象は、ネムやベーシックアテンショントークンなど(XEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONA)流動性不足を理由に8月2日までに段階...
イーサリアムDEXトレーダー70%超急増、Uniswapが市場独占するも特許訴訟に
イーサリアムのDEX取引が活性化し、アクティブユーザー数が73%増の64,000人に到達した。イーサリアムの取引市場シェア86%を占めるUniswapが3兆ドルの累計取引量を達成する一方で、Banco...
ビットコイン10万ドル台で再注目、投資魅力が金に接近か=アナリスト
ビットコイン価格が10万ドルを突破し、金価格が調整する中、投資資金の流れに変化が。フィデリティやゴールドマン・サックスなど大手金融機関の分析から、金とビットコインの関係性と今後の見通しを解説。...