現実資産(RWA)トークン化企業の米セキュリタイズと、スポーツのファントークンプラットフォームのSocios.comは2日、戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。
協業の目的は、プロスポーツチームの少数持分の株式を規制に準拠してトークン化し、提供すること。両社の強みを組み合わせて、資本形成や株式の所有権の新たなモデルを模索すると述べている。
今回の事業で両社は、スポーツチームや既存のオーナー、機関投資家と協業し、「Socios Equity Token」というブランドの下で、少数持分の株式をトークン化する計画。この計画では、証券法、各リーグの要件、クラブの認可、法域の制約に準じると説明した。
そして、スポーツチームのトークン化株式向けに、規制に準拠した投資インフラを開発する計画。セキュリタイズは、証券の発行、投資家の参加、所有権記録の管理などを関係企業を通して担当し、Socios.comはスポーツ業界とのやりとりやファン向けの参加レイヤーの開発を主導する。
今回の協業の背景については、プロスポーツのフランチャイズは現在、世界の合計で5,000億ドル(約78兆円)の価値があると推定されていると説明。一方で、その所有権の大部分が非公開であり、少数株主持分のアクセスや取引は困難である場合が多いと指摘した。
その上で、Socios Equity Tokenのデジタル資産は、この資産価値の一部を規制下のインフラでオンチェーン化することを目指していると説明。チームやオーナー、資格のある投資家のために分配を拡大し、アクセスや価格発見機能を向上させ、ファンと機関の架け橋を構築するとした。
なお、取り扱うチームや取引の条件、投資家の適格性、採用するブロックチェーンについては、個々の提供が承認された際に発表すると説明。また、今回提供するトークン化株式は、既存のファントークンとは別のプロダクトだとも述べている。
発表で、セキュリタイズのカルロス・ドミンゴCEOは以下のようにコメントした。


