リミックスポイントは2日、保有していたイーサリアム( ETH )、ソラナ( SOL )、 XRP 、ドージコイン(DOGE)の4銘柄について、9月1日付で全て売却したと発表した。
売却価額の合計は8億7,881万4,569円、2027年3月期期首の簿価合計7億6,104万1,920円に対し、売却損益は合計1億1,777万2,649円の利益となった。内訳では、ETHとSOLがそれぞれ6,020万3,121円、4,930万4,898円の利益、XRPが1,152万3,717円の利益となった一方、DOGEのみ325万9,087円の損失を計上した。
売却の背景には、市場環境や各仮想通貨のリスク・リターン特性、リミックスポイントの財務戦略を総合的に勘案した判断があるという。リミックスポイントは仮想通貨ポートフォリオの選択と集中を進め、今後はビットコインを中心とした保有・運用方針とする考えだ。
同日の開示では、売却前の運用実績もあわせて報告された。ビットコインの貸し出しでは、2026年2月24日から8月31日までの貸借料が累計14.92055902BTCとなり、円換算で1億6,421万8,522円に達している。貸借料は保有するBTCを取引先に貸し出して受け取る対価で、現物を手放さずに収益を積み上げられる点が特徴だ。
今回売却した4銘柄のうち、ETHとSOLはステーキングによる収益も生んでいた。2025年7月16日から2026年8月31日までの報酬は合計2,987万4,959円で、いずれも円貨で受け取っている。売却益と貸借料、ステーキング報酬という3系統の収益が、今回の開示でまとめて示された形だ。
リミックスポイントは、今回の全売却により保有する仮想通貨がビットコイン( BTC )のみとなり、保有量は約1,506BTCになったとしている。売却益については、2027年3月期第2四半期において事業部収益として計上する予定だという。
売却によって得られた資金は、系統用蓄電池等のアセット拡充や財務基盤の強化など、企業価値・株主価値向上に資する施策への活用を検討している。


