合成ドルのUSDeなどを提供する「エセナ(Ethena)」は1日、インターネットマネーのノンカストディアル型アプリ「エセナ・ペイ」をXで紹介した。
公式サイトでは、電話とインターネットだけあれば国境をまたいでお金を送ったり、貯めたり、使用したりできるアプリだと説明。発表では、アバランチ(AVAX)のブロックチェーンを採用し、iOSのアプリストアでベータ版の提供を開始したと述べている。
エセナ・ペイの特徴の1つは、どの預金口座の利息よりも高い報酬をユーザーに提供できるように目指していること。公式サイトでは、米ドルに対して最大で年6%の利回りが得られ、支払いは毎日行われると説明している。
また、指定のバーチャルカードの一般的な使用で最大5%のキャッシュバックがAVAXで受けられること、名前を宛先にして国境をまたいで送金できることなどの特徴も説明した。
なお、エセナの創設者であるガイ・ヤング氏に取材をした「ザ・ブロック」によれば、例えば米ドルの場合、エセナ・ペイではユーザーはUSDeを保有する仕組みである。法定通貨や暗号資産(仮想通貨)を受け取ることはできるが、その場合も着金する通貨はUSDeだという。
一方で、外部の銀行へ送金すれば、受金者は現地の通貨で引き出しが可能。ヤング氏はザ・ブロックに対し、エセナ・ペイは仮想通貨を日常生活にもたらすために設計したと説明した。
ローンチについては、段階的に進めていくと述べている。最初は400ユーザーを対象にした早期アクセスリストにもとづいてサービス提供を開始し、9月にかけてベータ版からアップグレードするにつれて、対象地域において週ごとにユーザーを増やしていくとした。
なお、公式サイトによると、詳細は確認できないが、日本円建ての保有・報酬獲得のサービスも予定しているもようだ。
エセナ・ペイのプロダクトについては、独占的な決済レイヤーとしてアバランチとパートナーシップを締結したと説明した。
エセナのチームは、数十億のユーザーに貯蓄や支払いの機能を提供するには、馴染みある金融体験をデフォルトで世界規模でサポートできるインフラが必要になると説明。アバランチについて、エセナ・ペイで必要となる、取引の確定が速く安価で柔軟なインフラを提供してくれると評価した。


