オンチェーン分析アカウントの「ダークフォスト(Darkfost)」氏は31日、ビットコイン( BTC )が8月に30%を超える上昇を記録した一方で、主要取引所の現物出来高は依然として弱含みで推移していると指摘した。CryptoQuantのデータによれば、7月と同様の低水準傾向が続いており、2023年9月以来およそ3年ぶりとなる出来高の落ち込みが確認されるという。
同氏は、ビットコインが直近の高値圏をつけた2025年10月時点の出来高と比較すると、価格の伸びと出来高の乖離がより際立つと分析した。価格が大きく上昇しているにもかかわらず、市場参加者の実需を映す出来高が伴っていない状況が、8月も続いていることになる。
取引所別に見ると、バイナンスの現物出来高が引き続き最大手だが、1,980億ドルから440億ドルへと大きく縮小した。もっとも、7月と比べると16億ドル増加しており、同氏はこれを出来高が下げ止まりつつある最初の兆候として挙げている。
ゲートの出来高は534億ドルから140億ドルへ、バイビットは412億ドルから174億ドルへとそれぞれ落ち込み、3取引所平均ではおよそ7割の減少幅になったという。
一方で8月の水準は7月とほぼ変わらず、同氏は夏場に投資家の関心が底を打った可能性を指摘し、今後価格上昇に出来高が伴えば新たな強気相場入りを示す材料になるとの見方を示した。


