株式会社WIZEは12日、SBIホールディングス子会社のSBI VCトレードに保管しているソラナ( SOL )を、自社バリデータ「WIZEバリデータ」で運用する体制を構築したと発表した。
取引所に預けた仮想通貨の運用先は通常、取引所側に一任され、預けた側がバリデータを指定することは難しい。今回はSBI VCトレードでの保管を維持したまま、自社バリデータでの運用を可能にした点が特徴だ。
同社が保有する約6.6万SOLが「WIZEバリデータ」の運用規模に加わったほか、外部からの委任も増加した。運用規模は2026年7月31日時点の約9.2万SOLから、8月10日時点で約21.0万SOLへと拡大した。
運用規模の拡大はバリデータの収益機会の増加に直結する。同社はソラナネットワーク上での存在感が高まることで、外部からのさらなる委任獲得にもつながると見込んでいる。
バリデータはソラナの取引を処理・承認する運営者で、集まったSOL量に応じてブロック生成の機会が割り当てられ、その手数料が収益になる。同社はこれまで、保有SOLの運用益をステーキング報酬のみで得ていた。
今回の体制構築により、保有SOLはステーキング報酬に加えてバリデータ報酬も生む。同社のWIZEバリデータは2026年3月23日に本格運用を開始しており、収益源が2本立てとなる。
業績への影響について、同社は軽微だとしており、連結業績予想の変更はないとしている。


