NOT A HOTEL株式会社は6日、成長資金の調達と既存株主が保有する株の取引を合わせ、シリーズDラウンドで計165億円の取引を実施したと発表した。
今回の取引は、トヨタ・インベンション・パートナーズとSBIグループを主な引受先として実施したと説明。そして、各社と業務でも連携し、オーナー体験をさらに向上するとともに、事業基盤の拡張を進めると述べている。
NOT A HOTEL株式会社は、日本の価値を上げることをミッションにして、建築やテクノロジー、ホスピタリティを融合させた「NOT A HOTEL」を提供。2025年7月には、複数のモビリティを必要な分だけ所有できる新事業「NOT A GARAGE」を開始することを発表していた。
今回の取引では、まず第三者割当増資で100億円の資金を調達。引受先は以下の5社である。
また、既存株主から引受先への65億円の株式譲渡も執行し、計165億円の取引を行った。
今回の取引では、各社と業務でも連携する。
まずは、トヨタの戦略投資会社であるトヨタ・インベンション・パートナーズとの資本提携を軸にして、ジーライオングループなどの事業パートナーとNOT A GARAGE事業を推進するとした。
トヨタと強みを掛け合わせて、目的地へ向かう時間から到着後の滞在までを切り分けることなく、1つの体験として設計していくと述べている。
また、この取り組みでは、プレミアムカーの展開やスーパーヨットマリーナといったファシリティ運営を通じて、ラグジュアリー領域において上質な顧客体験のノウハウを有するジーライオングループが参画するとも説明している。
他には、SBIグループとの取り組みにおいて、SBI新生銀行がNOT A HOTEL購入者向けの提携ローンを提供することを検討中。SBIグループの金融領域の知見と基盤を活かし、NOT A HOTELをより購入しやすい環境の整備を進めていくとした。
セコイアについては、投資パートナーとしてシリーズCでの出資に続き、既存株主からの株式譲渡により追加出資を受けたと述べている。
なお、GMOコインのチャートによると、暗号資産(仮想通貨)NACの価格は今回の発表後に1,012円台から一時1,034円超へと2%超上昇した。


