オンチェーン金融インフラ大手ギャラクシー・デジタルは4日、米大手金融サービス企業BNY(旧:BNYメロン)とデジタル資産インフラの高度化に向けた戦略的協業を発表した。BNYのデジタル資産カストディ基盤に仮想通貨ステーキング機能を組み込むことが柱となる。
両社の提携では、BNYのデジタル資産カストディ基盤とギャラクシーが持つプルーフ・オブ・ステーク型ネットワークの専門性を組み合わせる。ギャラクシーはステーキング機能の提供に加え、BNYのデジタル資産プラットフォーム基盤全体の設計パートナーとしても関与する方針で、仮想通貨ステーキング機能自体は規制当局の審査を経て提供される見込みだ。
BNYの最高製品・イノベーション責任者であるキャロリン・ワインバーグ氏は、顧客が単なる資産の保全以上の幅広い機能を求めていると語った。ギャラクシーをデジタル資産カストディ基盤の初期顧客と位置づけ、統治・管理体制・耐障害性を備えた包括的なデジタル資産カストディの提供を目指すと述べた。
対象となる機関投資家は、BNYの既存の広範なサービスモデルの中でステーキング機能を利用できる。カストディに加え、ファンド会計、税務報告、決済、クライアントレポーティングなど、既存機能と統合された形で提供される。
BNYは7月29日、複数の法域やブロックチェーンをまたいだファンドのライフサイクル管理を可能にする新しいデジタル・トランスファー・エージェンシー機能の提供を発表した。投資口座の記録保持や資産の名義書き換えを担う既存のトランスファー・エージェンシー機能を、デジタルネイティブの資産にも拡張する内容だった。
BNYは同機能について、カストディやステーブルコイン、トークン化預金、インフラといった既存のデジタル資産サービス群に段階的に組み込んでいく方針だ。


