暗号資産取引所BTCBOXを運営するBTCボックスは31日、1月末から停止していたサービスの一部を8月3日から再開すると発表した。
BTCボックスによると、8月3日午前10時にログインおよび暗号資産の入庫サービスを再開し、ログイン時にはパスキー認証を必須とする。日本円出金サービスは8月10日午前10時の再開を予定しており、出金時には2段階認証を必須とする。
暗号資産の出庫や取引所、かんたん売買サービスについては、これらの機能が再開するまで利用できない状態が続くという。BTCボックスは9月以降、安全性の確認が完了したサービスから順次再開する方針を示した。
BTCボックスは1月28日、システムメンテナンスのためとして全サービスを一時停止すると発表し、その後停止期間が長期化していた。同社は2月5日、1月に発生した顧客情報の一部流出事案を公表し、関東財務局から資金決済法に基づく報告徴求命令を受けていたことを明らかにした。外部専門機関による確認作業を進め、一部サービスについて安全性の確認が完了したことから、今回の再開に至ったと説明した。
預かり資産について、暗号資産は全数量をコールドウォレットに保管し、日本円は全額信託設定のうえ日証金信託銀行に預けていると述べた。これまでに不正流出や資産に関する被害は確認されていないという。
また、残高証明書の発行にも対応する方針で、希望する利用者は本人確認のため生年月日と登録住所を問い合わせ窓口へ連絡する必要があるとしている。
BTCボックスは、メールや電話、SNSを通じてパスワードや認証コードの入力を求めることはないとして、フィッシングへの注意を呼びかけている。


