米大手資産運用会社のTロウ・プライスは17日、複数の仮想通貨を組み入れたアクティブ運用型現物ETF「Tロウ・プライス・クリプトETF(ティッカー:TKNZ)」をニューヨーク証券取引所アーカに上場した。同社は「業界初のアクティブ運用型マルチ銘柄仮想通貨現物ETF」と位置づけた。
Tロウ・プライスは米メリーランド州ボルティモアに本拠を置く老舗資産運用会社で、設立から約90年にわたり資産運用を手がけてきた。顧客の預かり資産は約1.9兆ドルに達する。
TKNZの上場申請は2025年10月に提出しており、約9カ月を経て市場への投入にこぎ着けた。
運用開始時のポートフォリオは9銘柄の仮想通貨と現金で構成され、ビットコイン(BTC)に約40.75%、イーサリアム(ETH)に約18.42%を配分した。残りの配分は以下の通りだ。
ポートフォリオマネジャーはTロウ・プライスのリサーチと市場見通しをもとに配分を随時調整できる設計を採用している。
ブルームバーグETF専門家のエリック・バルチュナス氏はXへの投稿で、初期配分について「ビットコインは比較的に軽量配分で、他の多くは過剰配分となっている」との見方を示した。同氏によると、TKNZは純資産約1,500万ドル、管理報酬0.75%で運用を開始したという。
TKNZはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)型のブロックチェーンネットワークへの投資について目論見書で「当初は保有資産をステーキングしない」と明示した。将来的なステーキング導入の余地は残されているという。
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