仮想通貨アナリストのDarkfost氏は18日、CryptoQuantのオンチェーンデータを基に、直近の下落局面におけるビットコイン(BTC)の保有者動向を分析した。1BTC超を保有する大口投資家コホートの保有供給量が1680万BTCを超え、過去最高を更新したという。
CryptoQuantのチャートでは、大口の保有量(ピンク線)が2023年初頭の約1575万BTCから右肩上がりで増加を続けており、2026年に入ってからその傾きがさらに急になっている。Darkfost氏は「この動きはビットコインの継続的な機関化を反映している可能性がある」と指摘した。
一方、小口投資家の保有量は現時点で約170万BTCと推定されており、2023年12月に記録した過去最高水準を下回っている。
Darkfost氏は「一部の小口投資家は途中で売却した可能性があり、それは賢明な判断だった」と述べたうえで、現物保有からETFへのエクスポージャー移行が進んでいるとの見方も示した。ETFは現物保有と比べて管理が容易なため、資金移動先として選ばれやすいとされる。
ただし同氏は、大口・小口の双方が現在の局面を蓄積に適した時期とみる方向に傾きつつあると指摘した。小口側の蓄積再開は慎重なペースにとどまるものの、チャート上でも2025年後半から保有量が緩やかに回復しており、センチメントの変化を示す兆候として捉えることができる。


