米資産運用会社VanEckは5月29日、米国初のBNB現物ETF「VanEck BNB ETF(ティッカー:VBNB)」をナスダックに上場した。BNBの価格変動にスポット連動する形での米国市場への初の上場商品となる。
VanEck公式サイトによると、5月27日時点のNAVは25.36ドル、純資産総額は101万ドル、設定来リターンは1.44%だ。経費率は年率0.39%で、裏付け資産は仮想通貨カストディアンがコールドストレージで保管する現物BNBで構成される。
VanEckは2025年5月にBNB現物ETFとして米国初の申請を行っており、今月初めにはグレイスケールも独自のBNB現物ETF申請の修正届を提出している。
目論見書によると、同ファンドの投資目的はBNBの価格パフォーマンスへの連動に加え、スポンサーが法的・規制上のリスクなしと判断した場合に限り、保有BNBの一部からステーキング報酬を得ることも視野に入れている。VanEckは昨年11月、米規制当局の不透明な姿勢を受けて申請からステーキング機能を一時除外した経緯がある。
BNBは仮想通貨取引所バイナンスが立ち上げたBNBチェーンエコシステムのネイティブトークン。BNBチェーンはDeFi・決済・ゲーム・ステーブルコインなど幅広い用途で日次トランザクション数・アクティブユーザー数ともに世界有数のパブリックブロックチェーンとしてVanEckは位置づけている。