仮想通貨XRPの現物ETFは4月15日、1,711万ドル(27億円以上)の純流入を記録した。SoSoValueのデータによると、この流入規模はETF上場以来2番目の大きさであり、累積流入額は12億5,000万ドルに達している。
最大流入日は2月3日の1,946万ドルで、今回の流入規模はそれに次ぐ水準となった。
XRP現物ETFの流入をけん引したのはBitwise XRPで623万ドル、フランクリンのXRPZが530万ドルの流入を記録した。
XRP の価格は過去1週間で7.0%上昇し、ビットコインの4.6%上昇や、イーサリアムの5.6%上昇を上回っている。
XRP現物ETFへの資本流入加速の背景には、機関投資家の市場復帰がある。ビットコインをはじめとする主要資産の安定化に伴い、時価総額トップ10銘柄の中でもXRPは過去24時間で最も高いパフォーマンスを見せている。この流れは、イラン紛争を中心とした直近の地政学的リスクの軽減とともに、リスク資産全般への再配分が進行している状況を示すものだ。
XRP市場の展開は、ETFの流入増加だけに留まらない。楽天ウォレット株式会社は4月15日より、XRPを含む5銘柄の現物取引サービスを開始した。
楽天グループが有する4,400万人以上の楽天ペイユーザー(の一部)が保有するXRPを電子マネー「楽天キャッシュ」へチャージし、全国500万カ所以上の加盟店で決済利用できるようになった。新規取扱銘柄はXRPの他、ドージコイン(DOGE)、ステラルーメン(XLM)、シバイヌ(SHIB)、トンコイン(TON)も含まれている。
リップル社のエコシステム・グロース・マネージャーであるTatsuyaKohrogi氏は今週、XRPが楽天という日本最大級のロイヤリティ・エコシステムに統合されたことを歴史的な転換点だと評価した。楽天が発行してきた累計3兆ポイント(約3兆6,000億円相当)という膨大な価値が仮想通貨市場へ流れる経路が確保されたことで、ビットコイン以外のアルトコインも恩恵を受ける見通しだ。


