ブロックチェーン分析プラットフォームのアーカム(Arkham)は30日、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)が約4,620万ドル(約67億円)相当のETHをステーキングしたと報告した。アーカムによると、これは財団によるステーキングとして単発では過去最大規模にあたる。
イーサリアム財団は今年2月24日、公式ブログにて約7万ETHのステーキング計画を発表し、初期デポジットとして2,016 ETHの入金を実施済みだ。今回の大型ステーキングはその計画を段階的に実行する一環であり、発表通りの着実な進捗として受け止められている。
同計画によるステーキング報酬はすべて財団のトレジャリーに還元され、プロトコル研究・エコシステム開発・コミュニティグラント等の運営費に充てられる方針だ。これまでETHの売却によって運営資金を確保してきた財団が、ステーキング利回りへと資金調達モデルを転換する動きとして注目されている。
イーサリアムはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)方式を採用しており、ETHを預け入れることでバリデーターとしてネットワークのセキュリティ確保に参加し、利回りを得られる仕組みだ。財団自身が大規模バリデーターとして参加することで、ネットワークの分散性向上にも寄与するとされている。
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