仮想通貨業界での豊富な経歴を持つベンジャミン・テイラー氏(通称Benji Taylor)が、26日、本人のX投稿でXへの加入を明らかにした。同氏はデザイン責任者としてXに就任し、イーロン・マスク氏およびニキータ・ビア氏と協力してデザイン領域を担当するとしている。
テイラー氏は仮想通貨・Web3業界で幅広いキャリアを持つ。同氏はメッセージングアプリ「Honk」と仮想通貨ウォレット「Family」を開発したロス・フェリス・エンジニアリング(Los Feliz Engineering)を創業。同社は2023年にDeFiプロトコル大手のアーベ・ラボ(Aave Labs)に買収された。
その後テイラー氏はアーベにて最高プロダクト責任者(CPO)を務め、2025年10月まで同職を担当した。それ以前にはコインベースのLayer2ネットワーク「Base」においてデザイン部門長として活動しており、ブロックチェーン分野におけるプロダクトおよびデザインの両面での実績を持つ。
今回のX入社に際してテイラー氏はマスク氏やビア氏との協業を言及しているが、具体的な職務内容や担当プロジェクトについての詳細は現時点では明かされていない。
Xは近年、決済やフィンテック機能の拡充を積極的に進めている。仮想通貨ウォレット開発の経験を持つテイラー氏の参加は、こうした戦略との親和性が高いと見られ、Xマネーへの仮想通貨機能統合への期待も高まっている。
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