米仮想通貨取引所Binance.USは11日、新たな最高経営責任者(CEO)としてスティーブン・グレゴリー(Stephen Gregory)氏を任命したことを正式に発表した。
グレゴリー氏は弁護士の資格を持ち、直近では仮想通貨取引所Currency.comのCEOを務めたほか、GeminiやCEX.ioでコンプライアンス部門の責任者を歴任するなど、規制当局への対応に深い専門性を有している。
今回の人事により、2023年以降に暫定CEOを務めていたノーマン・リード氏は退任するが、リード氏はグレゴリー氏の起用について「同氏の起業家的なリーダーシップが、顧客に有意義な価値をもたらすと確信している」と評価している。
本家バイナンス創設者チャンポン・ジャオ(CZ)氏は、トランプ大統領による恩赦を経て米国政府との関係が改善されており、同氏は「米国を世界の仮想通貨キャピタルにする」というビジョンを改めて強調した。
新体制となった同社は、世界で最も収益性の高い米国のデジタル資産市場において、完全な規制準拠を前提とした事業基盤の再構築と、さらなる市場シェアの拡大を急ぐ方針だ。
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