カルダノ財団は5日、仮想通貨 ADA がスイスのスーパーマーケットチェーン「Spar(スパー)」の137店舗で決済手段として利用可能になったと発表した。Sparは世界48カ国に展開する大手食品小売チェーンで、スイス国内でも広く展開している。
スイスのフィンテック企業DFX.swissが提供する決済規格「Open Crypto Pay」を通じた統合で、ユーザーはADAウォレットからQRコードをスキャンするだけで買い物の支払いが行える。決済はリアルタイムで処理され、中央集権型取引所を介さないオンチェーン処理が特徴だ。
店舗側はスイスフラン(CHF)で代金を受け取るため、価格変動リスクを負わずに対応できる。加盟店の手数料は従来のカード決済比で約3分の2削減されるという。
Spar Switzerlandは2025年初頭にビットコイン( BTC )決済をテスト開始し、その後Binance PayとDFX.swissを通じて100種類以上の仮想通貨に対応済みで、今回のADA統合は既存インフラへの追加となる。
カルダノ財団CEOのフレデリク・グレガード(Frederik Gregaard)氏は「ブロックチェーンが見えないインフラとなり、ADAでの支払いがカード同様に自然になったとき、業界は実験フェーズから本物の金融変革へと移行したと言える」とコメントした。
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