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コインベースCEO、自社アプリのSocialFi機能「うまくいかなかった」と認める

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米仮想通貨取引所大手コインベース(Coinbase)のブライアン・アームストロングCEOは、デビッド・センラ氏のポッドキャスト「Founders」に出演し、自社のBase(ベース)アプリにおけるSocialFi(ソーシャル・ファイ)機能が「期待通りには機能しなかった」と明言した。アームストロング氏は、実験的な試みを経て、現在は戦略を大幅に転換していることを明らかにした。

アームストロング氏によれば、クリエイターコインなどの投稿に紐づくトークンモデルは、初期の熱狂こそ生んだものの、長期的な保有インセンティブや持続的な価値を維持できなかったという。同氏は、多くのトークンが低い「最終価値(Terminal Value)」に留まり、経済的な耐久性に欠けていたことが、実験から撤退した大きな要因であると分析した。

背景には、Baseネットワークを率いるジェシー・ポラック氏が、従来のアプリ設計が「ソーシャル機能に偏りすぎていた」と反省を述べていた経緯がある。オンチェーン資産の多様な取引ニーズを十分に満たせていなかったというユーザーの声を反映し、2026年1月には「金融・取引(Trading-first)」を中核に据えるUXへの刷新が発表された。

今回の戦略転換により、Baseアプリは「コインベースアプリのセルフカストディ(自律保管)版」を目指すことになる。これは、主要アプリと同様の利便性を維持しつつも、ユーザーが自ら秘密鍵を管理し、直接オンチェーンで資産を運用できる仕組みだ。ソーシャル機能は、取引を補助するツールとして、後述する形でレイヤー化される見通しだ。

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また、展望として、コインベースはBaseを日常的な金融インフラとして定着させるべく、エコシステムの再構築を加速させる。アームストロング氏は「将来的に何らかのソーシャルトークンは成功するだろう」と期待を残しつつも、同社は当面実用性と収益性に直結する金融UXの確立に注力する。

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