業界データサイト「ビットコイン・トレジャリーズ」によると、トランプ大統領の息子エリック・トランプ氏が支援する仮想通貨企業アメリカン・ビットコインが、12月初旬から1,000ビットコイン( BTC )以上を購入した。保有総額は5,044BTC(約4億4,300万ドル、約687億円)に拡大した。
同社は今年9月、ビットコインマイニング企業グリフォン・デジタル・マイニングとの逆合併を経て上場した。
現在、上場企業上位100社は合計で108万BTC以上を保有している。
企業による仮想通貨の財務戦略採用が加速する一方、ビットコイン関連株は市場全体のリスク再評価に伴い大きな変動に直面している。
アメリカン・ビットコインの株価は今月初旬に1日で50%以上下落し、マイケル・セイラー氏率いるストラテジー社の株価も過去最高値から60%以上下落している。
市場の変動にもかかわらず、企業によるビットコイン購入は継続している。マイケル・セイラー氏率いるストラテジーは12月8日から14日の間に1万645BTC(約9億8,000万ドル、約1519億円)購入し、総保有量を67万1,268BTCに拡大した。
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