オンチェーン分析プラットフォームのアーカムによると、ソラナ（SOL）を財務資産として保有するフォワード・インダストリーズが過去12時間以内に188万7,962SOL（約403億円相当）を複数のステーキングアカウントから同じコインベース・プライム・デポジットアドレスに移動させた。
その後、コインベース・プライム・デポジットのアドレスから約3,600万円分のSOLが再びステーキングアカウントに転送されたことも確認された。これらの移動が売却を示すのか、社内ウォレットの再編成を反映しているのかは不明だが、仮想通貨相場が下落する中、取引所への大口入金の動きは投資家の警戒感を高めるものとなる。
データによると、フォワード・インダストリーズは687万1,599SOLを保有しステーキングで利回りを得ている。今回の移動は保有量の約27%に相当する。
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フォワード・インダストリーズは11月4日、取締役会が10億ドル規模の自社株買いプログラムを承認したと発表していた。プログラムは2027年9月30日まで有効で、同社の戦略と長期ビジョンへの確信を示すものとしている。カイル・サマニ取締役会長は「自社株買いプログラムの開始が長期的な株主価値構築へのコミットメントを示す」と強調した。
同社の株価は過去1ヶ月で58%下落している。年初来では82%の上昇幅がある。
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