イクヨ、米ギャラクティック社に3億円出資 ステーブルコイン決済で自動車部品業界初の試み
自動車部品製造の株式会社イクヨ(東証スタンダード、7273)は27日、米国ギャラクティック・ホールディングス社への第三者割当増資3億円の引き受けを取締役会で決議した。ギャラクティックはテキサス州に本社を置き、ステーブルコインを活用したB2B越境決済インフラ事業を展開している。
今回の出資は6月26日に発表した業務提携の延長線上に位置し、資本面からの協業体制強化が目的だ。ギャラクティック社は中南米をはじめとする新興市場で国際送金・決済ネットワークを構築し、既に複数国でライセンスを取得している。
イクヨの中国子会社クンシャン・ベリタス・オートモーティブ・システムズはメキシコのベリタス社と自動車部品取引を行っている。現在はメキシコペソ建て支払い後にUSドルに変換する決済方式だが、ステーブルコイン活用により決済スピード向上と送金手数料削減を目指す。
同社は7月に発表した成長戦略でステーブルコイン関連事業を新規事業の柱として位置づけていた。自動車部品製造で培ったグローバルサプライチェーンの知見を活かし、国際B2B取引の効率化と透明性向上を図る計画だ。
今回の取り組みはPOC(概念実証)としての性格を持ち、具体的な開始時期や収益化スキームは未確定としている。同社は自動車部品業界のステーブルコイン決済先駆者となり、日本と中南米・東南アジア間のグローバル決済に貢献することを目標としているという。
イクヨの株価は28日に1,275円に到達し、史上最高値を更新。なお、年初来では4倍以上上昇している。
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