週刊ニュース|米401k仮想通貨投資解禁の大統領令や金持ち父さん著者によるBTC暴落可能性の指摘に高い関心
この一週間(8/2〜8/8)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、著名仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏とベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン( BTC )下落可能性の指摘、ドナルド・トランプ米大統領による退職金制度での仮想通貨投資解禁の大統領令への署名に関するニュースが最も関心を集めた。
ヘイズ氏は、過去数日間で約1,300万ドル相当の仮想通貨を売却し、大部分をステーブルコイン USDC に変えた。ビットコインが10万ドルまで下落する可能性があると意見している。(記事は こちら )
キヨサキ氏は4日、ビットコインの価格が8月に暴落する可能性をXで指摘。8月にビットコインが9万ドル以下に下落するかと自問し、それを望むと自答している。(記事は こちら )
トランプ大統領が8日、401k退職金制度での仮想通貨、プライベートエクイティ、不動産など代替資産投資を解禁する大統領令に署名。約12兆5,000億ドル規模(ブルームバーグ参照)の退職金口座への新たな投資機会として注目を集めている。(記事は こちら )
仮想通貨オンチェーン分析プラットフォーム『クリプトクアント』の登録アナリスト、ダークフォスト氏は4日、ビットコインの需要分析を発表。直近の価格下落にも関わらず、需要指標は明確にポジティブな状況を維持していると指摘した。(記事は こちら )
ビットコインは、米国において401k退職金制度での仮想通貨投資を解禁する大統領令への署名が行われたことを受け、急騰。また、米証券取引委員会(SEC)とリップル社の法廷闘争が正式に終結したとの報道により、アルトコインもほぼ全面高となっている。(記事は こちら )
この日のビットコインは前日比+1.76%の1BTC=116,920ドルに。リップル社と米SECの約5年間に渡る訴訟が完全終結に向かう見通しとなり XRP が急進した。(記事は こちら )
株式会社メタプラネット(3350)は1日、ビットコインを追加取得していくために、発行可能株式総数の増加や永久優先株式の発行を、9月1日開催予定の臨時株主総会に付議することを取締役会で決議したと発表した。(記事は こちら )
メタプラネットは4日、ビットコイントレジャリー事業の一環として、新たに463BTCを追加購入したと発表。購入総額は79億9,500万円で、平均購入価格は1BTCあたり1,726万8,320円だった。(記事は こちら )
カシオ計算機は、耐衝撃ウォッチ”G-SHOCK”の「VIRTUAL G-SHOCK」プロジェクトの一環として、Web3ゲーミングメタバース「The Sandbox( SAND )」とのコラボレーションを発表。9月3日より”G-SHOCK”の世界観を体感できる無料ゲーム「G-SHOCK CITY」を展開するほか、限定のアバターやNFTアイテム等を販売する。(記事は こちら )
ニューヨーク証券取引所上場の仮想通貨プラットフォーム運営Bakkt Holdings(NYSE: BKKT)が6日、ライザップグループから東証上場の堀田丸正(TSE: 8105)株式約30%を取得すると発表。この買収によりバックト(Bakkt)は堀田丸正の筆頭株主となり、多国籍ビットコイン財務戦略の開始を目指す。(記事は こちら )
中国の国家安全部は6日、仮想通貨ワールドコイン( WLD )のような生体認証について注意を呼びかける記事を発表。外国企業による生体認証データの悪用について警告する内容であり、ワールドコインを直接的に名指しているわけではないものの、これに言及しているとみられる。(記事は こちら )
東証スタンダード上場の北紡(3409)が7日、ビットコイン購入状況の続報を発表。7月24日と8月6日の2回にわたり計3.32BTC(累計5,719万円)を取得し、平均取得単価は1BTC当たり1,722万8,115円となった。(記事は こちら )
株式会社リミックスポイントの代表取締役社長CEOであり、株式会社ビットポイントジャパンの取締役会長も務める田代 卓氏にWebXスポンサーインタビューを実施。出展ブースのコンセプトや見所などを聞いた。(記事は こちら )
仮想通貨取引所のビットバンクは、8月14日からスイ( SUI )の取扱いを開始する計画を発表。取引所(現物取引)、販売所、貸して増やす、定期購入の各サービスでSUIの取扱いを開始する予定だ。(記事は こちら )
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