CEAインダストリーズが5億ドル調達完了、世界最大のBNB財務会社へ
米ナスダック上場のニコチン製品企業CEAインダストリーズが8月5日、5億ドルの私募増資完了を発表した。バイナンス創設者チャンペン・ジャオ氏の投資会社YZiラボが主導し、パンテラキャピタル、GSR、ブロックチェーン・ドットコムなど140以上の投資家が参加した。
調達資金は現金4億ドルと仮想通貨1億ドルで構成され、ワラント行使により最大12億5,000万ドルの追加調達が可能だ。同社株価は先週の調達発表後に6倍以上急騰したが、その後大きく反落し先週比50%以上下落した。
関連: 株価が6倍に米CEAインダストリーズ、740億円でBNB財務戦略開始
同社は8月7日にナスダック証券コード「VAPE」を「BNC」に変更し、BNBネットワークカンパニーとして運営する。新経営陣にはギャラクシー・デジタル共同創設者デイビッド・ナムダール氏がCEO就任予定で、機関投資家レベルの専門性を確保する体制を整えた。
調達資金は世界第5位の仮想通貨BNBトークンの購入に充てられ、BNBチェーンエコシステムを中心とした財務戦略を展開する。12~24か月かけて積極的なBNB積み増しを行い、ステーキングや貸付サービスを通じた収益創出 も検討しているという。
関連: 金持ち父さん著者キヨサキ、8月のビットコイン暴落の可能性を指摘
関連: ビットコイントレジャリー戦略の魅力と落とし穴──投資家の視点で読み解く
野村系レーザー・デジタル、ドバイで仮想通貨オプションOTC初の認可取得
野村證券子会社のレーザー・デジタルがドバイVARAから仮想通貨OTCオプション取引で世界初の規制認可を取得。機関投資家向けデリバティブサービスを本格開始。...
トランプ関税、新税率発動で米ビットコインマイニング産業に深刻な影響か
米トランプ政権による新たな相互関税が8月7日に発動した。マイニング機器の大半を東南アジア諸国からの輸入に頼る米マイニング業界にとって、大きな痛手となると専門家は警告している。...
中国当局、仮想通貨関連の虹彩認証を警戒
中国国家安全部が仮想通貨ワールドコイン(WLD)の虹彩認証について警告を発した。生体認証データ悪用リスクを挙げている。ケニアなども同プロジェクトの活動を停止している。...