ネイルサロン運営コンヴァノ、2027年末までに21,000BTCの保有計画を公開
東証グロース上場企業でネイルサロン「FAST NAIL」などを展開する株式会社コンヴァノは5日、企業の財務資産として21,000BTCの保有を目標とする「21,000ビットコイン財務補完計画」を公式サイトで発表した。
同社は日本発のWEB3 プラットフォーマーを目指すため、ビットコインを財務戦略上の最重要資産と位置づけており、この取り組みを財務基盤の強化、日本円建て中核事業の成長に伴う購買力維持、そして中期的なインフレ影響への緩衝措置を目的としたものと説明している。
同社は計画の透明性を高めるため、ビットコインの購入状況をリアルタイムで公開する特設のアナリティクスページを開設。このページでは現在のBTC保有量、取得総額、国内BTC保有企業ランキングといったデータが更新されており、誰でも閲覧可能な状態となっている。
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コンヴァノのアナリティクスページによると、同社は7月22日の購入を皮切りに、現在までに約164.9BTCを保有。2027年3月末までに、最終目標である21,000BTC(ビットコイン総供給量の約0.1%に相当)の保有を目指すとしている。
国内ではメタプラネットを筆頭に、インフレヘッジや資産多様化を目的として、財務資産にビットコインを組み入れる企業の動きが活発化している。
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