14年ぶりに目覚めたビットコインクジラ、700億円分BTCを移動
ブロックチェーン解析企業アーカムのデータによると、14年以上休眠していたビットコインクジラウォレット(大口投資家)が24日に活動再開した。同ウォレットはまず0.0018 BTCのテスト送金を実行後、保有する3962 BTC全額(約700億円)を新アドレスに移動させた。
ビットインフォチャーツのブロックチェーン記録によると、休眠していたアドレスは2011年1月にBTCを蓄積していた。当時のビットコイン価格は約0.37ドルで総コストは1,453ドル。現在の資産価値は32万倍以上に膨れ上がっている。
このウォレット覚醒は今月多発しているクジラ活動の一環として注目される。7月23日には別の初期保有者が数年の休眠後に1,0603 BTCを移動させ、先週には4,0191 BTCがギャラクシーデジタルの管理下に移された。
市場関係者は、ビットコインが史上最高値付近で推移する中、ベテラン保有者が大量売却に向けて資産を移動させている可能性を指摘している。これらの古参ウォレットの動向は、仮想通貨市場全体の価格動向に大きな影響を与える要因として注視されている。
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