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Byreal(バイリアル):Bybitのソラナ基盤DEXで始める次世代取引

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暗号資産取引の新たな段階を開く「Byreal(バイリアル)」が注目を集めています。

大手取引所Bybit(バイビット)がソラナ( SOL )ブロックチェーン上で展開するこのプラットフォームは、実物資産に裏付けられた流動性提供を基盤に、取引・トークンローンチ・資産運用を一つに統合しています。

またByrealは、従来のDeFi(Decentralized Finance:分散型金融)の複雑さや投機的な側面を解消し、実用的で持続可能な金融エコシステムの実現を目指しています。

2025年6月30日には、最初のプロジェクト「Fragmetric(フラグメトリック)」をテストネットで公開しました。

現在すでに約20万のウォレットが登録されており、エコシステムの拡大が期待されています。

本記事では、Byrealの開発背景や注目機能を解説するとともに、2025年Q3(7~9月)に予定されるメインネットリリースに向けて、今から準備すべきこと、Reset Loanch(リセットローンチ)参加資格獲得のポイントなどを紹介します。

Byrealの特徴は、従来のDeFiにあった面倒な操作や複雑さを解消することです。また、エアドロップ狙いの短期的なユーザーではなく、プロジェクトを継続的に支える貢献者がきちんと報われる仕組みを目指しています。

このようなByrealを象徴する3つの中核的な機能について、これから詳しく解説します。

Byreal DEXは、CEX(Centralized Exchange:中央集権型取引所)の快適さとDEX(Decentralized Exchange:分散型取引所)の透明性を組み合わせた 取引プラットフォーム です。

技術的な特徴として、RFQ(Request for Quote:見積もり注文)方式とCLMM(Concentrated Liquidity Market Maker:集中型流動性マーケットメイカー)を組み合わせたハイブリッドモデルを採用しています。

RFQでは、プロのマーケットメイカーがリアルタイムで価格を提示し、その場でガスレスまたは極めて低コストで取引が成立します。CLMMは流動性を特定の価格帯に集約することで、スリッページを抑えつつ効率的な取引を可能にします。

この設計により、プロトレーダーや機関投資家がDeFi参入時に直面するスリッページや、取引順序の操作により第三者が不当な利益を得るMEV(Maximal Extractable Value:最大抽出可能価値)といった問題の解消を目指しています。

Reset Launchは、新しいトークンを一般公開前に購入できる 先行販売の仕組み です。株式のIPOの暗号資産版のようなもので、早期に有望なプロジェクトに参加するチャンスです。

最大の特徴は、複数の価格帯から自分で購入価格を選べる点にあります。高い価格を提示することで、優先的に割当を受けられる仕組みになっており、プロジェクトを長く支えようとする参加者を取り込みやすくなっています。

こうした設計に加え、ByRealでは独自の「Fairshare Engine(公正分配エンジン)」を導入し、ボットや大口投資家による不正な買い占めや過度な集中を防ぐ工夫も行われています。

2025年6月30日には、初の事例として「Fragmetric(フラグメトリック)」のトークン(FRAG)がテストネットで先行販売されました。

Revive Vaultは、 資産を預けて利回りを得られる運用機能 です。

ここでは「bbSOL」などのトークンを預けることで、安定した収益を得ることができます。複数の運用プランが用意されており、自分のリスク許容度に合わせて選択可能です。

CEXの安定性とDEXの高利回りという両方のメリットを活かした設計で、他のDeFiサービスとも組み合わせて使えるため、自分に合った運用戦略を作ることができます。

Byrealは、DeFiが抱える「流動性の分断」や「短期的な投機の蔓延」という課題を解決し、「価値ある資産に持続的な流動性を提供する」ことを目指して開発されたプロジェクトです。

この背景には、2024年5月に約15億ドル(約2,300億円)規模のハッキング被害を受けたBybitの戦略転換があります。

CEOのBen Zhou(ベン・ゾウ)氏は「取引の未来はCEXとDEXの融合にある」と述べ、CEXの深い流動性とDEXの透明性を組み合わせた“ハイブリッドファイナンス”を新たな成長戦略に掲げました。

一方、Solanaは高速処理と低コストという技術的優位性を持ち、今後数兆ドル規模に成長が見込まれるRWA(Real World Assets:現実資産)市場の基盤になることを目指しています。

SolanaファンデーションのLily Liu(リリー・リウ)氏は次のように述べています。

数兆ドル規模への拡大が見込まれるRWA市場を狙うByrealの構想は、Solanaの方向性と完全に合致しています。

ByrealのEmily Bao(エミリー・バオ)氏は「分散した流動性を橋渡しし、将来性のあるプロジェクトの成長を支援する」と語り、従来のDeFiでは届かなかったRWAと投資家をつなぐ「次世代資本市場のハブ」を目指すことを明確にしています。

なお、Bybitは2025年6月、Backed社と提携し、AppleやAmazonなど60銘柄超の株式を24時間365日ソラナ上で取引できる「xStocks」を開始するなど、RWA市場の拡大にも積極的に取り組んでいます。

関連: 取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始

次章では、このByrealのリリースに向けて必要な準備について具体的に解説します。

メインネットのローンチに先立ち、スムーズに取引を始めるための準備を進めておきましょう。ここでは、必要なウォレット設定や資金調達、テストネット参加の条件をまとめます。

Byrealの利用には、ソラナ対応のウォレットが必要です。最も推奨されるのはPhantom(ファントム)ウォレットです。

Phantom Walletの新規アカウント作成手順をご案内します。初めてウォレットを作成する方にとっては、最初のステップです。

1.PC版:Phantomをブラウザにプラグイン

①Phantom公式サイトにアクセスし、ブラウザ向けのソフトウェアを選択します。

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