トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
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米上院は1日、トランプ政権が推進する大型減税法案「大きくて美しい法案」を可決したが、仮想通貨の税制改正案は盛り込まれなかった。修正案はシンシア・ルミス上院議員が提出したものだ。
修正案は、300ドル未満の仮想通貨取引に対する免税措置や、マイニング・ステーキング報酬の課税見直しを目的としていた。だが採決には至らず、審議から除外された。
ルミス議員は財政委員会のマイク・クレイポ委員長らと引き続き協議を進める姿勢を示している。今後の法案や別の手段で税制改正を実現する可能性も残されている。
この税制改正案には、仮想通貨決済の利便性向上や、二重課税の是正を期待する業界団体が支持を表明。法案可決前には、複数の関係者が議員への働きかけを呼びかけていた。
法案は50対50の同数票となり、副大統領の決定票で上院を僅差で通過。下院での審議が控える中、仮想通貨税制の行方には今後も注目が集まる。
関連: 仮想通貨税制改正案、ルミス議員が「大きく美しい法案」へ修正提案
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