ソラナ5%上昇、現物ETF 7月承認の可能性浮上
米証券取引委員会(SEC)がソラナ( SOL )現物ETFの申請企業に対し、1週間以内に修正版S-1書類の提出を要求したことが複数の関係者への取材で明らかになった。Blockworksが報じたところによると、SECは提出から30日以内にコメントを提供すると申請者に伝えている。
修正要求の焦点は、現物リデンプション(償還)に関する文言と、発行者がステーキング機能にどのように対応するかの説明にある。複数の関係者によると、SECはソラナETFへのステーキング機能の組み込みに前向きな姿勢を示しているという。この状況は、昨年イーサリアム現物ETFが承認される直前と類似している。
ある関係者はこれらの書類修正により、ソラナETFが3~5週間以内に承認される軌道に乗る可能性があると推定している。ブルームバーグ・インテリジェンスのETF専門家ジェームズ・セイファート氏は「ソラナとXRPの両方に既にデリバティブベースのETFが存在することが現物承認への道筋を開いている」と指摘し、早ければ7月、遅くとも今年中の承認を予想すると分析した。
フィデリティ、フランクリン・テンプルトン、VanEck、Bitwise、Canary Capital、21Shares、グレイスケールなど複数の資産運用会社はすでにソラナETFの申請を行っている。グレイスケールは既存のソラナ投資信託をETFに転換する方針で、ビットコインやイーサリアムETFと同様のアプローチを取っている。
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