ビットコイン・イーサリアム・XRP続落、トランプの対中貿易発言で市場混乱
金曜日夜〜深夜の仮想通貨市場で大幅な下落が発生し、ビットコイン( BTC )は105,000ドルを割り込んだ。CoinGlassによる過去24時間でロスカット(強制清算)総額が8億ドルにのぼる。
また、市場全体の時価総額は4.5%下落。主要銘柄ではETH、XRP、SOL、ADAが4%以上安、ドージコインは9%以上の下落幅を記録した。
今回の下落は、トランプ大統領のTruth Socialへの投稿が引き金となっているようだ。トランプ氏は中国が米国との合意を「完全に違反した」と主張し、新たな貿易摩擦への懸念が市場の不安を増幅させた。
5月12日にはトランプ政権と中国がスイスでの貿易協議において、互いの追加関税を115%引き下げ、90日間の一時停止を含む合意に達していた。
また、昨夜発表された4月のコアPCE指数(インフレ指標)は前年同月比で2.5%上昇と予想通りだったが、市場への影響は限定的だった。
Decryptの報道によると、投資企業BRNのバレンティン・フルニエ主席アナリストは「ビットコインは一時的に10万ドル水準まで下落後、13万~15万ドルへ回復する」と予測している。次の重要材料は6月17-18日のFOMC会合で、金利据え置きの確率は95%となっている。
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